警察の介入
家庭での息子の暴言暴力がどんどん悪化。家族だけでの対応に限界を感じたため、児童相談所へ対応方法を相談しました。
児童相談所から、警察へ相談することを提案され、児童相談所の職員さんとともに警察署へ面談に行きました。
少年係の警察官が対応
わたしは今まで免許証の変更手続きくらいでしか警察署に行ったことがありません。警察官とどの様にして面談するのだろうと少し不安に感じていました。児童相談所の相談員さんに同行していただき警察署へ入ると少年係へ案内されました。
そして、まだ息子は1年生と幼いものの、暴力は決してしては行けない行為であることを説明する必要があるとのことで、警察官から一対一で息子へ指導をしていただくことになりました。
指導方法と内容
- 警察署の取調室で行う
- 男性の制服警察官と一対一
- 暴力はしてはいけないことだと厳しく伝える
- 指導後に暴力行為があった場合は、110番通報をする
息子を連れて警察署へ
息子は大人の顔色をよく見ています。周りを見て勘ぐることがあるため、警察署へ行くことを伝えると拒否することが考えられました。
警察署へ行くことを息子へどう伝えるかが難しく悩みました。嘘をついて連れて行くことはしたくなかったため、「公園へ行く前に用事があって、寄るところがある」と軽く伝えてから家を出ました。
警察署へ着いたとき、息子には警察の人と話があるから一緒に行くと伝えました。どんな話かは聞かれなかったため伝えませんでしたが、特に嫌がらず警察署へ入りました。
担当の警察官が来られたときに、自然な流れで息子と警察官は別室へ移動。わたしは署内で待機させてもらいました。
事前に聞いていたように、息子に対して聞き取りと指導をしていただきました。20分ほどで終わりました。
戻ってきた息子の様子は、表情が硬く強張っていました。
帰り際、息子と少し離れた時に、担当の警察官より指導内容を簡潔に説明されました。しっかり理解できているようなので、しばらく様子を見て、また暴力行為があったときは110番通報するように言われました。
指導直後の息子の様子
警察署を後にし、約束していた公園へ行きました。道中の車内で、「ぼく、全部正直に話したよ」と教えてくれました。
- 今まで叩いたり蹴ったりしていたこと
- 言葉遣いが悪かったこと
- お母さんに怪我をさせてしまったこと
- 人を傷つけたりしたらいけないから、もうしないように約束したこと
- 困ったり、何かして欲しいことがある時は、叩いたりせずに「○○して欲しい」と言うこと
警察官と約束して、もう暴力はしないことを紙に書いて渡してくれました。
涙ぐみながら話してくれて、警察官から指導されたことにショックを受けている様子もありました。
今回、息子にとって必要なことだと思い対応をお願いしました。
まだ小1の息子にとって、取調室で警察官から指導を受けることは衝撃的で、辛い思いをさせてしまっとことに申し訳ない気持ちになりました。
そして、息子は反省している様子とともに、「お母さんのせいだ」との発言もあり、わたしが警察に話したせいで注意を受けたという気持ちもあることがわかりました。
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