特別支援学級に在籍する娘は、国語、算数、自立活動は特別支援学級で学んでいます。体育、理科、生活、道徳、音楽、学活、給食は通常学級で同級生とともに行っています。
小学校入学時は全く字が書けなかった娘
同級生は、保育園の頃からひらがなを書ける子がほとんどでした。娘は全く読み書きできない状態で入学しました。
1年生の頃から特別支援学級(知的障がい)でお世話になっています。ベテランの優しい先生にほぼ一対一でついてもらい学習してきました。そのおかげで、読み書きの基本をしっかりと学び、時間はかかるものの着実に身につけてきました。
特に国語はじっくりと丁寧に学び、文章を読み解き考察する力を身に付けることができました。作文や本を読んだりすることが得意です。どの教科も国語力がないと解けないため、反復練習で読み解く力を身につけることができ、最近は国語のテストだけでなく、算数のテストでもしっかりと点数が取れるようになりました。
娘が一番好きな教科は理科!
理科や社会は通常学級で学ぶためみんなのペースについていけるのか心配していました。今のところとても楽しく学習できているようです。
実験や観察をする授業が面白いようで、いつも理科の授業を楽しみにしています。理科のテストはとても良い点数を取れていて、100点をとることもあり驚いています。
興味があること、好きなことは意欲的に取り組め、授業でも集中できているようで、帰ってくると習ったことを教えてくれます。テストの点数や成績が全てではありませんが、娘自身が楽しく意欲的に取り組め、学んだことをしっかりいかせていることがとても嬉しいです。
特別支援学級でどこまで学力が身につくのか
国語と算数は特別支援学級で、通常学級のお友達よりかなりゆっくりのペースで学んでいます。小学校入学当初は、通常学級のお友達と比べるととても遅いペースで学ぶため、小学校卒業時にどこまで学べているのか、卒業時点で小学校の勉強を終えていなければ、中学校はお友達と同じように公立中学校へは通えないのか?支援学校への進学になるのか?などいろいろな疑問がありました。
個人懇談で先生に相談したところ、中学校でも特別支援学級があり、必要であればそちらに在籍してお友達と同じように通うことができること、中学校の特別支援学級でも難しそうであれば、支援学校の中等部に通うこともできると教えていただきました。
娘の将来の夢
娘は出産予定日よりも3ヶ月早く、体重1000g以下の超低出生体重児で生まれました。そのため、これまでたくさん病院に通ってきました。定期受診に加え、入院や手術も経験し、病院関係者との触れ合いが多かったからなのか、将来は看護師になりたいと考えているようです。
「わたしも看護師さんになって、みんなのお世話がしたい」と言う娘を見ていると、ほっこりした気持ちになります。親としては、元気にすくすく成長し、大人になったら自分のやりたい仕事をして自立した生活ができたらいいなと考えています。
看護師の夢に向かって頑張るならば、ある程度の学力が必要になります。通常学級で学ぶ友達くらい学力がなければ難しいのだろうと、案じる部分もあります。
今の時点での将来の夢なので、今後変わることもあるかもしれません。親が先回りして案じるよりも、娘の可能性を信じて見守ってあげることが必要なんだろうなと思います。娘の成長を見守っていきたいです。
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