息子が小学校1年生になりました。
保育園卒園から、小学校入学まで、息子は楽しみで待ち遠しい気持ちと、小学生になることへの不安も見え隠れして、初々しさが可愛らしい反面、二面性がさらに際立ちとても大変でした。
行事の前には落ち着かず不安定になる息子
息子は環境の変化に敏感で、行事前には落ち着かず情緒不安定になります。
保育園卒園と小学校入学の一大イベントは、やはり負担が大きかったようで、卒園式の練習が本格的になった頃から、家庭での様子が悪化しました。
際立つ二面性
家庭ではいつも以上に感情の起伏が激しく、普段はなんてことのないことにも激しく反応したり、笑っていたと思ったら急に激怒して爆発したり、号泣して暴れたりしていました。
暴言と暴力もあり、激しく暴れ手がつけられない状況になることも増えました。
一方、家庭外ではとてもよく頑張っており、卒園式の練習は誰よりも真剣に取り組み、お友達の手本になることもあったようです。
もともと家庭と保育園や療育での様子が大きく異なり、別人なのかと感じるほど二面性がある息子ですが、卒園式前からは二面性がさらに際立っている状態でした。
卒園式数日前からは保育園に登園するまでのグズグズが酷く、毎朝起床直後から暴言や暴力がありました。特に母親に対しての態度が酷く、着替えをさせるたびに叩かれたり、蹴られたりしました。毎朝登園させるまでが本当に大変でしたが、登園してしまえば機嫌良く過ごしていたようです。
保育園の卒園式
卒園式当日は拒否することなくすんなり登園し、式の最中も姿勢良く、大きな声で返事もできており、普段の家庭での様子からは想像ができないくらい真剣に取り組んでいました。
普段多動でじっとしていられない息子が、とても良い姿勢で最後までビシッと座っていられたことに驚きました。
新生活スタート
4/1からは娘と同じ放課後等デイサービスへ通っています。放デイは娘の迎えや行事の際に何度か行ったことがあり、スタッフの方々の顔も知ってたので、息子自身も通うことを楽しみにしているようでした。
しかし、やはり新しい環境への不安もあり、始めの1週間はとても大変でした。卒園式、放デイ通所開始、小学校入学とイベントが続き、入学式が近付くとさらに不安が強くなり、家庭では暴れる回数が増えました。
新しい環境への期待と不安
小学校の入学式
入学式当日、息子は起床後からそわそわと落ち着かず。いつもよりもテンションが高く、必要以上に動き回り緊張している様子でした。家庭では情緒不安定で心配しましたが、入学式でも卒園式と同様にとても姿勢良く、大きな声で返事ができていました。
入学式では来賓の挨拶などもあり、座って待つ時間がありましたが、周りの友達がモジモジそわそわ動く中、息子は最後まで姿勢を崩すことなくじっとしていました。
入学式終了後、教室では保護者が子どもの隣で説明を聞きましたが、母親が隣にいると普段のテンションに戻り、多弁でそわそわしていました。入学式の最中は決まり良くでき、切り替えていられたことに驚きましたが、母親がそばにいることで緊張が少し解れたのかなと感じました。本当によく頑張りました。
環境の変化による息子の暴言と暴力は、新しい生活に慣れてくると徐々に落ち着くのかなと思って見守っていますが、まだしばらく続きそうです。怪我のないように見守り、気持ちの切り替えができるように気をつけて関わっています。
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