息子はとにかく耳が良いようです。
サイレンの音は誰よりも先に気付きます。周りの人にはまだ何も聞こえていないときもあるくらいです。
今のところ聞こえすぎて困ることはないようですが、嫌いな音があり、そのときは自分で耳を塞いでいます。
感覚過敏で歯磨きができない
息子は口の中が敏感なようで、歯磨きが苦手です。3歳頃まではわたしが磨いていましたが、年長になったころからは全力で拒否し、仕上げ磨きもさせてくれません。
歯磨きで試したこと
- いろいろな素材や硬さの歯ブラシ
- いろいろな味の歯磨き粉
- 電動歯ブラシ
- 歯間ブラシ
- 洗口液
これまで、いろいろな歯ブラシを試したり、歯磨き粉をかえたりしてきました。電動歯ブラシを使ったり、洗口液も試したりしましたが、全てがダメでした。
いい方法が見つからず、息子は家でほとんど歯磨きをしないため、虫歯ができそうで心配です。コロナの影響で保育園での歯磨きが中止になっているため、歯磨きを全くしていない状況が続いています。
虫歯ができるのも時間の問題です。大人になってから後悔すると思うので、なんとかしたいです。
身につける物が限られる
衣類へのこだわり
衣類のタグも苦手です。襟元のタグも、脇腹辺りのタグも両方苦手なようで、嫌がるタグは切り取っています。
肌触りの好みもあって、着られない服があります。チクチクするのが我慢できないようで、タグを全部取った服でも、素材によっては着ることができません。裏起毛なら着られることが多いです。
重ね着をしたら、ごわつきが耐えられないらしく、怒ります。
この冬は、半袖肌着+長袖トレーナーを着られたら良い方で、しっくりくる服を求めて朝は何度も着替えをしました。
その日の気分でも感じ方が変わるのか?「何か変!」連発で落ち着かないときは、いつも着ている肌着も着られず、どんなに寒くてもトレーナー1枚しか着られませんでした。
重ね着ができないため、「寒い!」と言っても我慢するしかないのが可哀相でした。
靴下も決まった物しか履けません。
お気に入りの柄の入った靴下でも、フィット感が違えば履くことができません。履きたいのに履けないもどかしさが怒りに繋がり、泣いて暴れたりしています。
また、暑がりの寒がりで衣類での体温調節が苦手です。
上着や帽子も苦手なのか、登園時にジャンバーも帽子も被りません。
寒くても、「寒い!」と言いながら、手にジャンバーを持って行きます。
いつも、決められたルールをきちんと守る真面目な性格の息子ですが、登園降園時に保育園指定の帽子を被るルールだけはどうしても守れません。
息子が着られる服かチェック
- タグの素材と位置 切り取ったときに凸凹しないか
- 素材は息子の好みの肌触りか
- ほどよいフィット感か(ピチッとした服は着られない)
- トレーナーは裏起毛のみOK
- チャックやボタン、切替などの縫い目など着心地に影響する装飾品が付いていない
- 靴下は底が厚めで長さはショート丈がいい(アンクルソックスは不可)
- 靴下はくるぶしがしっかり隠れないといけない
- 靴下は好みのフィット感がある(ギュッと伸ばして履くため伸縮性がありすぎる靴下は踵部分が伸びてしまってごわつくことがあり履けない)
息子が着られる服が限られるため、毎日大変です。
今後、成長とともに感覚過敏が落ち着くことを願っています。
これから就学を迎えるため、新しい環境に慣れるまでは、感覚過敏が際立つかもしれません。少しでも過ごしやすいように、息子を支援していけたらと思っています。
ペルターイヤーマフ X1 自閉症 発達障害 聴覚過敏 感覚過敏
発達障害の子の感覚遊び・運動遊び 感覚統合をいかし、適応力を育てよう1 (健康ライブラリー) [ 木村 順 ]
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