放課後児童クラブではなく放課後等デイサービスを選んだ理由

放課後児童クラブではなく、放課後等デイサービスを選んだ理由

娘は早産、超低出生体重児で生まれ、発達が遅れています。軽度の知的障がいもあります。

保育園の頃は、週1回療育(児童発達支援)に通っていました。小学校では知的障がいの特別支援学級に在籍しています。

娘が小学生になるとき、放課後をどこで過ごすかが問題になりました。

まず、放課後を過ごす場所として、学童(放課後児童クラブ)と、放デイ(放課後等デイサービス)の選択肢がありました。

入学前にそれぞれ見学へ行き、利用を検討した結果、放デイを利用することに決めました。

校区の学童の現状(※うちの場合です)

  • スタッフが少ない。子ども40~50人に大人3~4人
  • 専門職種の人が少ない
  • 大きなひとつの空間で、みんなで過ごす
  • 先に着いた子どもから宿題を済ませて遊び出す→後で着いた子どもが宿題をするときは近くで他の子どもが遊んでいる
  • 人数、環境的に個別支援を受けるのは難しい
  • 小学校から1キロほど離れた場所にある
  • 大きな道路を横断しなければ行けない
  • 学童からの帰りは保護者の迎えが必要
  • 長期休暇の送迎は保護者
  • 同級生や同じ学校のお友達と過ごせる
  • 月々の利用料が安いが時間外になると追加費用がかかる

学童はスタッフが少なく、個別支援を受けることが難しい。小学校から離れた場所に学童があり、下校後に徒歩で通うのに不安があるため利用しませんでした。(娘は体格がとても小さいため、重いランドセルを背負って歩くのがかなり大変です)

放デイは、娘を連れて4カ所施設見学へ行きました。

事業所によって環境や雰囲気、特色が違い、どこが娘にとって過ごしやすい環境か悩みました。

娘の放課後等デイサービス選びの条件

  • 利用する子どもが多い
  • 関わるスタッフが多い(ほぼマンツーマン)
  • 開放的な空間が確保されている
  • 活動が固定化されず、いろいろな経験ができる
  • 利用時間に融通がきく
  • 娘が楽しく通えそう

4カ所見学へ行き、娘の反応を見て決定

娘は活発で、室内でたくさん動いたり、歌ったりすることが好きです。友達や大人との関わりも積極的にできるため、利用する子どもが多い事業所で、広々とした空間があるところを探しました。

放デイ選びは相談支援センターに介入していただきました。希望に添う事業所を探してくださり、施設見学の調整、見学への同行もしていただいたので助かりました。

事業所によって建物もばらばらで、一軒家を利用しているところや、大きな建物の中にテナントとして入っているところ、単独で運営しているところなど様々で、何を決め手に選べばいいのかとても悩みました。

最終的には、娘が喜んでいたところに決定。毎日とても楽しそうに利用しているため安心しています。

娘は、現在平日は毎日放デイを利用しています。下校時刻にスタッフの方が学校まで迎えに行き、予定時刻まで放デイで過ごしています。宿題やおやつ、遊び、掃除など、放デイのスケジュールで過ごし、帰りも自宅まで送っていただけるのでとても助かっています。

夏休みや冬休みなどの長期休暇中は朝から1日利用し、放デイで宿題をしたり、友達と遊んだりして有意義に過ごせています。施設外でのレクリエーションも企画してくださり、いろいろな経験ができています。

放課後等デイサービスは見学して、我が子に合う事業所の選択を

近年、放デイの施設が増えています。わたしの住んでいる地域でも娘の就学前に新しい事業所が複数開設されました。

娘の場合は、広い空間でたくさんの人と関われるところが適していましたが、放デイの規模や特色はそれぞれ違うため、子どもの特性に合わせた事業所を選択できます。

また、事業所を途中で変更したり、複数利用することもできます。それぞれ契約が必要ですが、1カ所に拘らず、納得できるまで探すのも良いと思いました。

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