小学3年生の娘の困り感を相談し主治医から言われたこと

小学3年生の娘の困り感を相談し主治医から言われたこと
小学3年生の娘の困り感を相談し主治医から言われたこと

娘は3ヶ月早く生まれました。同級生に比べると体格がかなり小さく、1学年下の子たちよりも小柄です。一方クラスで1番大きい息子は、2学年上の娘よりも体格が大きいです。

体が小さいだけではなく、いろんなことが同級生のようにはできない娘ですが、マイペースに頑張っています。娘のマイペースさは長所でもあり短所でもあると思っています。

こだわりが強くのんびりマイペースな娘

小学3年生になった娘の困り感

娘にはマイルールもたくさんあるようで、本の並び方や物の置き方など、こだわりが強い部分もあります。今まではこだわりはあるものの周囲に与える影響はなかったため、それほど気にしていませんでした。

3年生になり、自分を周りの友達と比べて落ち込んだり、周りから遅れてしまうこと、やらなければいけないことを済ませられず、困っている姿が増えてきました。

娘は小学校入学前の年長の春に発達検査を受けて以降、小児科は年1回の定期検診くらいしか受診していません。久しぶりに発達検査を受けて、娘の特性や対応方法を知ることができればと思い、療育園を受診しました。

特別支援学級の担任の先生にも同行していただき、普段気になっていたことを尋ねてみました。

療育園受診し、相談した娘の様子

  • 周りに気が逸れて集中できず、1つのことをやり終える前に別のことをしてしまう→いつまでたっても終わらない
  • 支度にとても時間がかかり、時間が迫っていても急ぐことができない
  • マイルールがあり、やり方や順番を変えられない
  • 他人のことが気になって、自分のやるべきことができないまま他人のことを指摘したり気にかけてしまう
  • やらなければいけないことができなかったり、周りに急かされているのにできないことを娘自身が困ってしまっている
  • 片付けができない。片付け始めて物を1つ持つとそれで違うことをやり始めてしまう→余計に散らかってしまう
  • 本や鉛筆などの並び方が自分のやり方と違うと受け入れられず、気が済むまで並び替える
  • 手遊びや人形遊びなどの1人遊びに没頭していることが多く、自分の世界に入り込んで遊び続けている
  • 匂いに敏感で、苦手な匂いを感じると近づけなかったり拒否する
  • 先入観で決めつけて受け入れられなかったり、過度に恐れることがよくある
  • 自動で動く物を極端に嫌がる(自動ドア、トイレの自動洗浄や自動で開閉する物)
  • 予定を見越しての行動ができず、時間の感覚が普通とは違うように感じることがある

診察時の娘の様子

診察では、主治医から学校の様子や生活の中で困っていることはないか等、聞き取りがありました。

娘は、先生に聞かれたことをじっくり考えて答えていました。

友達が怖いときがあること、勉強は嫌いではないことなど、質問にはしっかり答えていましたが、1つ1つ答えるまでにかなりの時間を要していました。

主治医から言われた『診察時の娘の様子から考えられること』

  • 言葉で聞かれたことに対して、よく考えて答えている
  • 考えがまとまるまでに時間がかかる
  • 自分の名前や弟の名前など予想できることや、わかっていることについては早く対応できる
  • 慣れない言葉や、聞いたばかりのことは書くのに時間がかる
  • 処理能力が遅く、書くことやタイピングは周りから遅れてしまう
  • ゆっくりならできることも、周りに合わせるのは難しい
  • 会話のペースが早いと理解できず困ってしまう
  • 会話の途中で区切って助けてあげると理解できる
  • 動きのぎこちなさや硬さがあるが、わかっている動作はできる
  • 繰り返すことで理解できたらできる動作もある
  • 会話中に言葉に対しての閃きや、周りに注意が逸れたりするなど衝動性が見られた

会話の衝動性あり、多動でウロウロする娘

診察時、先生とのやりとりを終え、わたしや学校の先生が話し出した途端、娘は離席してウロウロ。

今まで息子が離席したり、落ち着きがないのには慣れていましたが、娘が息子以上にウロウロし始めたことに驚きました。

主治医から指摘された『会話中の衝動性』についても納得。テンポの速い会話についていけず黙ってしまうことがよくあるため、まだ考えがまとまっていないのに返事を急かしてしまっていたことを反省しました。

また、娘は友達に「ちゃんと聞いてる?」「無視しないで」とよく言われて悲しいと悩んでいたことも、友達との会話のテンポが合わず、誤解されてしまっていたのだとわかりました。

診察中、じっくり考えて答えるまでかなり時間がかかっていて、相手に無視されていると思われてしまうのも理解できると感じました。

普段の家庭での会話は、単語でやりとりしてしまうことが多く、じっくり考えて話すような内容の会話ではないため困ることはありません。学校の授業のように自分の考えを話したりする場面では、相当な時間を要してしまうのだとわかりました。

体の硬さとぎこちなさも相談

また、娘はかなり体が硬く、できない動きがあり心配してたため、体の硬さと動きのぎこちなさについても相談しました。

練習して理解できた動きはスムーズにできるため、繰り返すことでできるようになる動作もあることがわかり、今後特別支援学級の自律活動に取り入れていただくことになりました。

今回の受診の結果、娘は衝動性や処理能力の遅さなどから、特性を知るためにも発達検査(知能検査)を受けることになりました。

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